芯通し、半芯通し 革紐と皮革の種類について深掘りします
継投、中継ぎの連投の難しさ
オリックスに分が悪い方が出てしまいました
姪っ子も明日からオリックスの応援に行くらしいので!
また素晴らしい試合を見せてほしいと思います
昨日のUSAローハイドの件はアクセスがとても多かったようで
あまり、詳しく解説しているブログなどは無かったんだろうなぁと思いました
先ほどブログを読み返していて
よく考えたらそれ以外の紐についても説明しとかなきゃ💦と思いブログを書いています
革紐(皮革も同じです)には大まかに分けて二種類ありまして
①芯通し 革の断面が表面と同じ色をしている皮革、革紐のこと
②半芯通し 革の断面が白い皮革、革紐のこと
違いが分かりますか?
革紐の見本の画像ですが断面が白い方が半通し
断面が黒い方が芯通しです
何で、こういう見た目の違いが出るのか?それは皮革の鞣しの工程が違うからです
元々の皮革というのは、半芯通しの断面のような白い色をしています
皮をなめしていく時に薬剤などを入れて色を付けて製品に使える皮革にしていくのですが
こういう機械に皮と薬剤を入れて、色を付けたり腐らないように加工していきます
ざっくり説明すると
薬剤を少なくして表面だけ色を付けたのが半芯通し
薬剤を多くして皮の内側まで染めたのが芯通し
本当にざっくり説明するとこういうイメージです
薬剤と一緒に油分も染みこんでいくので
芯通しの特徴
革の内部まで油分がしみ込んでいるので柔らく伸びやすい仕上がりになる
半芯通しの特徴
革の内部は原皮の状態なので硬くて伸びにくい仕上がりになる
これが大きな違いになります
半芯通しの皮革、革紐を使った方が革が伸びにくく硬い仕上がりになりますので
一般的には硬式用はほぼ、芯通しの皮革で作られています
芯通しは柔らかくなるので、軟式でも柔らかい仕様のグラブは芯通しの皮革、革紐で作られています
ただ、半芯通し革紐は硬くて伸びにくいので、強いテンションがかかった時に、急に切れてしまうことがあります
どちらにも良し悪しありますので
どちらが良いということは無い
ということです。
修理紐については、ブラックのみ芯通しと半芯通しを用意していますので
元のグラブと同じ紐を使っています
みなさん、違いをご理解いただけましたでしょうか
正しい知識で、自分に合ったグラブ選びをしていきましょう!
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